本来は7月に同時進行していた「亀田興毅選手タペストリー」と同図案でした。
600×900を約半分に縮小しなければならないので線の太さなどそのまま再現できないとは判っておりましたが、案の定かなり苦労しました。
素材の選定、印刷手法(シルクプリントor昇華プリント)で迷って結局は昇華プリントをお願いしたんですが、夏場の影響もあって背中が蒸れてしまうなど不評でした。
試合まで残り30日を切り最後までハラハラしましたが、何とか完成にこぎつけられて良かったです。
一旦ピンストライプ模様をシルクプリントで刷り、その上に輪郭トリミングした興毅選手の画像を昇華プリントするというハイブリッド?仕上げです。
2間×3間(3600×5400)向けにデザインしたものが、タペストリー用に600×900に縮小され、さらにTシャツ用に400×300程度に縮小されて、、、ちょっと無理がありましたね。
日頃若手のデザイナー達に「もっと現場に行け」と言っている本人がこの始末です。我々デザイナーはもっと印刷現場を知らないといけませんね。反省